少しでも早く全国保育士試験に合格し保育士の資格を得たいですよね。
そのための裏ワザをご紹介します。
実技の苦手な人への裏ワザも。
神奈川県の地域限定保育士試験を利用する
全国保育士試験は年2回行われています。
神奈川県が実施している地域限定保育士試験は年1回。
これを利用すれば年3回にチャンスは増えるわけです。
ただ神奈川県地域限定保育士試験に合格しても、資格は神奈川県でのみ有効で、全国の資格を得るには3年間待たねばなりません。
が、3年間待たずに全国の資格を取る方法がありますので、それをご紹介します。
それは地域限定保育士試験である神奈川県の筆記試験を受け、または全国試験と併用して合格した後、実技試験は全国試験を受けるという方法です。
この実技試験に合格すれば、全国の資格が得られるのです。
デメリット
ただ、この方法のデメリットは、神奈川県地域限定保育士の実技は、試験ではなく講習を受けるだけで良いのに、そのメリットを捨てることです。
神奈川県の実技講習を受けずに、全国の実技試験を受けることによって全国の資格を得る方法だからです。
3年間待てる人は、講習を受けたほうが無難です。
ただし、神奈川県の講習を受けて、地域限定保育士の資格を取ってしまうと、全国の実技を受けることは出来なくなるので注意が必要です。
講習なら楽だからいいと思いがちですが、真面目に受講しないと不合格になる怖れもあると聞きますから、真面目に受講しましょう。
参考に令和2年の例ですが神奈川県の実技講習についての告知を下に転載しておきます。。
保育実技講習会
- 県独自地域限定保育士試験を受験し、筆記試験の全科目に合格した者を対象とします。
- 開講時期は令和2年10月から11月です。
- 平日コース、休日コース等のコース別に実施する予定です。なお、講習内容のうち、保育実践見学実習については、基本的に平日に実施します。
- 講習内容・講習時間については、音楽表現に関する演習(90分×4コマ)、造形表現に関する演習(90分×4コマ)、言語表現に関する演習(90分×4コマ)、保育実践見学実習の事前指導(60分)、保育実践見学実習(1日)、保育実践見学実習の事後指導(120分)の合計27時間(約5日程度)です。
- 詳細については、こちらをご確認ください。
- 講習会のすべての科目を受講した受講者について、県で定める評価基準に基づき修了認定を行います。
- 講習会で使用するテキスト代、保育実践見学実習に係る保険料等については受講者に負担していただきます。また、保育実践見学実習の参加園により検査(胸部X線、検便、麻疹(はしか)抗体検査等)が求められる場合があり、その場合の検査費用についても受講者負担となります。
逆の裏ワザ
逆の裏ワザもあります。
全国の筆記試験に合格したけれど、実技試験で落ちたとか、実技が苦手という人向けの裏ワザ。
それは、神奈川県の実技講習をを受ける方法です。
実技は苦手だが、神奈川県での資格があれば良いという人や、3年後に全国の資格が得られれば良いという人におすすめです。
ただし、神奈川県の講習を受けて、地域限定保育士の資格を取ってしまうと、全国の実技を受けることは出来ないので注意が必要です。
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